今回は、天然石を処分する際のお悩みについて、私の考えも含めてお話ししたいと思います。

天然石のアクセサリーやオブジェ。購入してから時間が経ち、気持ちや好みが変わって「もう使わない」と感じる時や、残念ながら破損してしまった時、その処分方法に悩むことがあるかもしれません。

私が参考にしている本には、「感謝の気持ちを込めて土に埋めたり、川や海に流しましょう。または神社やお寺などのお守りの納め所にもっていく方法も良いでしょう」と書かれています。

ですが、個人的には自分の土地ならまだしも、他人様の土地に無断でモノを捨てることには抵抗があります。動物が怪我をする恐れもありますし、環境にも良くないと思います。こうした方法は、環境意識が今よりも低かった時代の考え方のように思います。さらに、寺社の古札置場に置く場合は、事前に引き取ってくれるか確認しておくことが大切です。

では、私はどうしているかというと、万華鏡や雑貨を作るための材料として再利用することもありますが、最終的には「燃やせないゴミ」として処分しています。(お住まいの自治体の指示に従って処分してください)

大切なのは感謝の気持ちです。「今までどうもありがとうございました」「お世話になりました」とお礼を伝えて手放しましょう。もし心苦しければ、少しお塩をまくなどしてお清めをすると、気持ちに区切りがついて良いですよ。

中には「え?ゴミとして出すの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、私がこの方法を伝えることで気持ちのハードルが下がって、皆さんが納得できる処分方法を選びやすくなると嬉しいです(^^)

物を大切にすることはもちろん大事ですが、物に縛られないようにしましょう。

天然石たちはあなたの心が軽く明るくなるためのものですから、もし重く感じる時は、しっかりと断捨離して心をすっきりさせましょうね。