「自己肯定感を高めるには、成功体験を積むことが大切」といわれています。
確かに、成功体験が積み重なることで自信が生まれ、自己肯定感は少しずつ育っていきます。・・それ、種まきからのプロセスではなく、もともと誰もが持っている自信「の芽」を、しっかり育てるためのプロセスなんじゃないかと思うのです。
では、その「もともと持っている自信」ってどこからくるのか?
それは個性もありますが、特に大きいのは幼い頃の「親からの声かけ」だと感じています。
「あなたって◯◯が得意ね」
「そういうところ、いいと思うよ」
そんなふうに、子どもの良いところを見つけて伝えてあげる。
その積み重ねが、心の奥深くに「私、これでいいんだ」という安心感と自信を育ててくれるのです。
それは大人になってからも、落ち込んだときに心の中でそっと応援してくれる「支え」になります。
もちろん、子どもを心配するあまり「もっとこうしたほうがいいよ」と改善点に目が向くこともあるでしょう。
その気持ちはとてもよくわかります!
でも、欠けているところより「今ある良さ」を伸ばしていくほうが、夢や目標への到達スピードはずっと速いし、困難に直面したときに「自分なりの方法で乗り越える力」も育ちやすいのです。
「私なんか、まだまだ全然です・・・」
向上心からの謙遜はとても美しいと思うけれど、度を越すと自分自身も、そしてあなたの良さに気づいて声をかけてくれた相手も悲しくなってしまいます。褒められる事になれていない人もいるでしょう。褒められたらこう言ってみませんか?
「ありがとう!嬉しいです!もっと頑張れます!」
あなたの「長所」は何ですか?子どもの頃、誰かに褒められたことは何でしたか?
それを、これからもっともっと伸ばしていきませんか?
そしてあなた自身も、周りの人の「いいな」と感じたところは声に出して伝えてあげてくださいね。
ご家族、お友達、同僚などなど。相手を認める事は自分を認めることにもなるのですから☆
ちなみに私が母によく言われていたのは、「あなたは運がいいね」でした😊
運動も勉強も趣味も特別得意なことはなかったけれど、「運がいい!」を自信にして、今もいろんなことに挑戦しています✨
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