先日、とあるSNSで「執着は手放すな。諦めたら何も達成しない」（うろ覚えですが）という言葉を目にしました。
これまで「執着は良くない。手放して身軽になろう」という意見がほとんどだったので、その逆の視点は新鮮でした。
ただ、どちらが正しいかは人によって変わるもの。誰にでも当てはまる絶対解はありません。
執着や嫉妬といったネガティブに思える感情も、それを燃料に変えて「よし、もっと頑張ろう」と前に進める人にとっては、手放す必要はなく、そうした人はむしろ反骨精神でギアを上げていく事でしょう。
けれど一方で、その感情が重荷となり身動きが取れなくなってしまう場合もあります。行き過ぎると人を責めたり、孤独を深めてしまったり・・負のスパイラルに陥ることも少なくありません。そんな時には「手放す」ことが必要です。
もちろん、かんたんに手放せないからこそ悩むのですが・・。
結局、ひとつの出来事に対してどう向き合うかは、その人の環境や性格、そして未来への歩み方によって変わります。
だからこそ「これが正しい」「あれは間違い」と一括りにはできません。
大切なのは、自分を枠にはめてしまわないこと。
他者の意見を受け入れることも必要ですが、自分の意見を簡単に手放してしまわないで。むしろ時間をかけて「なるほど」と腑に落としながら自分なりにバージョンアップしていくことが、自分軸を育てる成長なのだと思います。
バランスを取りつつブレずに進む姿は、まるで体幹トレーニングのよう。必要な時に最高のパフォーマンスができるように、心も日々のトレーニングが大切だと感じます☆
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